今回、ユニバーサルマナー検定を受講された専門学校の教員をされている本村さんに、受講のきっかけや感想、そして日々の仕事にどう活かせると感じたのか、お話を伺いました。
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ユニバーサルマナー検定を受講したきっかけは何ですか?
ユニバーサルマナー検定を知ったきっかけは、元ミライロ社員の岸田奈美さんが執筆したnoteを読んだことでした。現在、医療事務の専門学校で教員として勤務しており、日々生徒たちと接する中で、障害がある方への対応についてさらに深く学ぶ必要性を感じていました。授業の中では、どうしても内容が表面的になりがちで、生徒たちにしっかりと伝えられる知識を得たいという思いが強くなっていきました。この検定を受けることで、より実践的で深い理解を得られると確信し、受講を決意しました。
ユニバーサルマナー検定2級を受講してみていかがでしたか?
検定を受けて感じたのは、自分の中に潜んでいた無意識のバイアスでした。差別的な意図は全くなかったものの、気づかぬうちに「0か100」という極端な思考をしてしまっていたことに気づきました。しかし、実際には人それぞれの困りごとや状況は異なり、それは誰にでも当てはまることです。例えば、話すことが苦手な人や、聞き取りづらいことがある人もいます。これらの困りごとは、障害の有無に関係なく存在するということを改めて実感しました。
今後、ユニバーサルマナー検定の学びをどのように活かしていきたいですか?
私が勤める専門学校の授業では、障害者とのコミュニケーション方法について教える機会があるので、今回学んだことを、学生たちに正しく伝えられるようにしたいと考えています。医療事務の仕事では、患者さんとの接し方が非常に重要です。これまで表面的な内容にとどまっていた部分があったので、今後よりしっかりとしたマナーや知識を教えたいと思います。また、障害のある方を過剰に特別扱いする必要はないという気づきも得ました。今後は、学生たちに自然な形で、この考え方を伝えていけるよう努めたいと考えています。
ユニバーサルマナー検定をご受講いただき、ありがとうございました。本村さんのように、教育現場で積極的に学びを伝える姿勢が、より多くの人々のユニバーサルマナーの意識向上に繋がることを心から願っています!