写真 寺脇様が結婚式場でお仕事されている様子

今回、株式会社Pacific Diner Serviceの寺脇さんにインタビューしました!
前回: 株式会社髙島屋堺店の総務部で働く池田さんにインタビューをしました!

ユニバーサルマナー検定を受講したきっかけは何ですか?

会社が推奨している資格として「ユニバーサルマナー検定」が入っていたことがきっかけです。私は普段、結婚式や披露宴などのイベントのサービス提供をおこなっています。高齢者や障害者など多様な方と接する機会も多く、ユニバーサルマナー検定を受講することでサービスの幅が広がるのではないかと思いました。検定のWebサイトを見て、多様な方へのコミュニケーションを学べたり、実技研修では当事者体験ができることに魅力を感じ、受講を決めました。また、働いている会社では障害者雇用の推進に積極的に取り組んでおり、障害がある同僚とのコミュニケーションにも役に立つと思いました。

株式会社Pacific Diner Service公式サイト「資格取得支援制度」  

写真 ユニバーサルマナー検定2級の高齢者体験器具を装着している受講者の様子

 

印象に残っている言葉はありますか?

3級を受講した時に当事者である講師の方がおっしゃっていた声掛けのフレーズ「何かお手伝いできることはありますか?」です。これまで、お客さまの要望が把握できず、どのように対応すればよいか迷うことが多々ありました。このフレーズを通じて、気軽にお声がけしても良いのだと学びました。これからは、お客さまや同僚に対して積極的に声をかけていきたいと思います。
自分にもできることがあると再認識でき、お客さまに選択肢を提供することで、最適なおもてなしにつながるのではないかと感じています。この学びは私にとって新しい気付きとなり、今後のサービスにおいて、お客さまの選択肢を増やすことで、少しでも貢献できればと考えています。

 

印象に残っている実技研修はありますか?

2級を受講した時に体験した、高齢者体験が一番印象に残っています。高齢者体験キットを装着して、目が見にくいゴーグルと耳が聞こえづらいイヤーマフを付けて、廊下を歩いたり、階段を登ったりしました。実際に体験をしてみて、身体がどれだけ重く感じるか、階段の上り下りがどれだけしんどいか実感しました。体験してみないとわからないことがたくさんあり、結婚式や披露宴の会場には高齢の方も多くいらっしゃるので、今後はよりお客さまの気持ちに寄り添いながらサービスを提供したいと思いました。

 

写真 高齢者体験を行なっている様子

 

今後、ユニバーサルマナー検定の学びをどのように活かしていきたいですか?

今日の受講をきっかけに、もっと高齢者や障害があるお客さまへ声を掛けてみようと思いました。以前は、お客さまにとって適切なサポートになっているか不安もありましたが、「何かお手伝いできることはありますか?」とお声掛けをすることで、お客さまの困りごとや本当に必要としている要望を聞くことができ、適切なサポートを提供できると思いました。また、社内でも障害のある社員が増えており、今回の学びを活かして、お互い尊重し合える関係性を築けるように、相手の視点に立って適切なコミュニケーションを積極的にとっていきたいと思います。

 

写真 寺脇様が結婚式場でお仕事されている様子

 


ブライダルサービス業界で働かれている寺脇さんに受講していただきました。
ぜひ、今後もユニバーサルマナーをお仕事で活かしていただけると嬉しいです。
ご受講いただきありがとうございました!