写真 受講者の片山さんが認定証を手に持っている様子

今回、CAを目指す片山さんにユニバーサルマナー検定3・2級受講後インタビューをしました!
前回: 航空業界を目指している学生さんがユニバーサルマナー検定を受講!

ユニバーサルマナー検定を受講したきっかけは何ですか?

私は、将来航空業界で働きたいという目標があります。そのため、昨年オーストラリアに留学をしました。そこでは、言語の違いだけでなく、障害がある方たちとも接する機会がありましたが、どのようにコミュニケーションを取ったら良いかわからなかったので、もっと自分のコミュニケーション能力を広げたいと感じました。
また、アルバイトとしてホテルで働いているのですが、車いすユーザーや視覚障害のある方など障害がある方もたくさん来られますが、具体的なサポート方法がわからず困った経験もあります。そんな時、インスタグラムで航空業界を目指している方のアカウントをみて、ユニバーサルマナー検定が役に立つ資格として紹介されていたので、今回受講することにしました。

 

ユニバーサルマナー検定3・2級を受講してみていかがでしたか?

障害のある講師がご自身の体験談を交えて講義をしてくださったので、とても納得感がありました。特に、「無関心と過剰なサポート」という2つの極端な接し方について、具体的に説明していただいたことで、「ここまではサポートが必要だけど、これ以上は必要ない」という適切なサポートのバランスを理解することができました。

講義の中で、「100点満点じゃなくていい」という言葉が特に印象に残っています。以前は、完璧にサポートしなければならないというプレッシャーを感じていましたが、この言葉で考え方が変わり、気付かされることが多かったです。

また、ユニバーサルマナー検定2級の実技講習では、小学生の頃に似たような体験をしたことはありましたが、あまり覚えていないこともあり、改めてさまざまなことを学ぶ機会となりました。例えば、高齢者体験の実技では、高齢者にとっては足腰への負担だけでなく、視力の低下もあること、視覚障害者体験の実技では白杖で歩く時のスピードが少し怖く感じること、そして車いす体験の実技では、普段歩いている時には気付かないような少しの段差が大きな障害になることなど、体験することで気づくことが多くありました。

写真 高齢者実技研修で階段の上り下りを体験している様子

今後、ユニバーサルマナー検定の学びをどのように活かしていきたいですか?

今後、日常生活やアルバイト、そして将来目指す仕事においても、この学びを活かし、周りの人たちに平等に接していきたいと考えています。今回、適切なサポートのバランスを理解できたことで、無関心でも過剰でもなく、お互いが心地よく感じるサポートを実践したいと思います。また、誰に対しても平等で思いやりのある対応ができるよう努めていきたいです。



片山さん、ご受講いただきありがとうございました!ぜひ、今後も日常生活やアルバイト先、将来のお仕事でもユニバーサルマナー検定で学んだことを活かしていただけるとうれしいです!