今回、アクティオ株式会社の朴さんと中谷さんにインタビューしました!
前回: 株式会社Pacific Diner Serviceの寺脇さんにインタビューしました!
ユニバーサルマナー検定を受講したきっかけは何ですか?
社内で職員に対して、高齢者や障害がある方へのサポート方法を伝える研修を作成する必要があり、そのための知識を習得するために受講しました。アクティオは全国で、公民館、博物館、水族館の運営業務など、200ほどの施設を管理運営している会社です。その施設長に対して私たちが研修を行い、施設長から職員に伝えてもらうプロジェクトを担当しています。
普段の仕事は施設運営で、現場が上手く回るようにサポートをしています。管理部門の仕事の中に教育も含まれているため、施設運営をする現場と一番距離が近いメンバーとして、この役割に立候補しました。施設には普段から多様な方が来るので、職員が適切なお声がけやサポート方法を習得しておく必要があります。自分自身もサポートできるようにしたい、学びたいという思いから受講しました。
ユニバーサルマナー検定2級を受講してみていかがでしたか?
2級では、最初の講義でも理解できる部分もありましたが、実際に体験することで得た学びが多かったです。高齢者体験で身体が重たくなった際に、階段の上り下りが非常に不便に感じたり、今まで気にしていなかったようなことに気付くきっかけとなりました。
視覚障害の体験では、何気なく上っている階段に対して不安感を感じたり、書籍で読んでも実際に体験しないと分からない感覚を体験できたことが良かったです。各施設に車いすを置いていますが、実際に使用する機会が少なく、自分が今日体験してみて、今後現場の職員にも実際に使う練習をしてもらうことで、いざという時にきちんと対応できるようにしなければと感じました。
今後、ユニバーサルマナー検定の学びをどのように活かしていきたいですか?
第一は施設職員にユニバサルマナーのマインドを伝えていくことだと思っています。今回、2人で受講をしたのですが、このユニバーサルマナーのマインドを社員にも伝えたいと思っています。視覚障害、高齢者、車いすの3つの実技研修の体験を通じて共通してお話されていたのが、「見守る、焦らさずにサポートする」という意識の部分でした。今後、社内に伝えていく上でも、その意識を大事にしたいと思います。
ぜひ、社内でユニバーサルマナーのマインドを広めて、誰にとっても訪れやすい施設作りに活かしていただけると嬉しいです。
ご受講いただきありがとうございました!