2021年2月26日(金)に、オンラインにて、第12回「つながるUM(ユーエム)」を開催しました。
本イベントは「障害がある人もない人もユニバーサルマナーを通じてつながるイベント『つながるUM』」ということで、障害のある方と参加者をつなぎ、新しい視点をお伝えすることを目的に始まりました。
第12回目のテーマ
今回はPLAYWORKSのタキザワさんをお招きし、「聴覚障害者との対話」を楽しむワークショップを実施していただきました。
参加者は聴覚障害のある当事者3名を含む9名で、3つのグループに分かれて対話をしていきます。
普段使っている声は使わずに、チャット、筆談、アプリ、ジェスチャー、表情、口の形などさまざまなコミュニケーション方法を、楽しみながら体感していただきました。
グループワークでは、4つのお題にチャレンジ。
・チャットで自己紹介
・筆談で自己紹介
・絵でしりとり
・ジェスチャーでしりとり
と、だんだんと難易度が高くなっていきます。
特に絵のしりとりでは、聴覚障害のある参加者の方から、
「普段お願いしている立場だけど、実際にやる立場になるとこんなに大変だとは思わなかった!」
というご感想もありました。
▲絵しりとりの様子。わからない時は表情やジェスチャーで伝えます。
それぞれのグループにはグラフィックレコーディングを行うグラフィッカーも参加し、対話ワークでは聴覚障害のあるみなさまに質問や感想を伝えました。
参加者の感想
・当事者の方に直接お話を聞けて良かった
・今まで想像していたイメージが変わった
・自分が声にどれだけ頼っているかを知ることができた
・手話ができなくてもコミュニケーションが取れて感動した
・聞こえる聞こえないにかかわらず、表情は大事だと改めて感じたので、これから気を付けていきたい
・コミュニケーションがとにかく楽しかった!!
など、様々な意見が飛び交いました。
各グループ対話ワークでをグラフィックレコーディングとして残しています。
ぜひ、画像を拡大してご覧ください♪
さあ、みんなで共創しよう!「Co-Designプロジェクト」
今回のファシリテーターのタキザワさんが代表をつとめるPLAYWORKS社と、ユニバーサルマナー検定を運営するミライロでは、障害のある当事者との共創から新製品・サービスを創出するための「MIRAIRO Co-Designプロジェクト」を共同で始動いたしました
本プロジェクトを通じて、企業における製品・サービスの開発や改善を支援し、バリア(障害)がバリュー(価値)となる社会の実現を目指していきます。
ぜひこちらもお楽しみに!
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今後のつながるUMもどうぞお楽しみに!
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書いた人/近藤茜