2021年3月26日(金)、オンラインにて、第14回「つながるUM(ユーエム)」を開催しました。
本イベントは「障害がある人もない人もユニバーサルマナーを通じてつながるイベント『つながるUM』」ということで、障害のある方と参加者をつなぎ、新しい視点をお伝えすることを目的に始まりました。
第14回目のテーマ
今回は、日常とUD ~くらし・すまい・くふう~というテーマで、前半は2人の障害のある当事者にインタビューを行い、後半は参加者のみなさん同士で対話ワークに取り組んでいただきました。
今までの参加者アンケートでもリクエストの多かったテーマです。
障害者の日常をのぞき見
今回のパネリストはお二人。
・原口淳さん(先天性の全盲・一人暮らし)
・横山さん(車いすユーザー・家族と同居)
そしてナビゲーターの私・近藤が、お二人に日常に関するさまざまなテーマについてお話を伺いました。
今回はその一部分をご紹介します!
・家族との過ごし方
現在一人暮らしをしている原口さん。
盲学校の寄宿舎に入るまではご実家で家族と一緒に住んでいたそうです。
視覚障害があるのは家族の中でも原口さんおひとり。
そんな原口さんに、お母様はある信念をもって接していらっしゃったそうです。
今ではその経験が活かされているんだとか。
お母様のお考えに一同びっくり!
でもとてもすてきなお話でした。
また、現在5歳の娘さんと一緒に過ごしている横山さんは、娘さんとある遊びを考えられたそうです。
みなさんも一度はやったことのある遊びを、5歳の娘さんと車いすユーザーの横山さん風に工夫すると、こんなに楽しい遊びになるんですね!
実際に動画も撮影いただきご紹介くださいました。
お父さんと楽しそうに遊ぶ娘さんの笑顔に癒されました。
▲様々なテーマについてお二人にお話を聞きました。
参加者の皆さまの感想
後半は参加者の皆さまに、お二人のお話を聞いて感じたことを、グループ内で共有していただきました。
みなさまの感想の一部をご紹介いたします。
・お二人の生活を通して、今までまったく見えていなかった、知らなかったことを改めて教えていただきました。
・検定では聞けないような生活のお話は、興味深いことが多かったです。
・もっと障害がある方の暮らしについて知りたいと思いました。
・当事者の方と深くお話する機会はなかなかないので、とても良いお話を共有していただけました。
・視覚障害=ゲームは難しいという先入観がありましたがひっくり返りました。
・横山さんと娘さんのお話がとても印象的でした。娘さんの障害のとらえ方にほっこりしました。
・今後も、相手のことを知ること・考えることを続けようと思いました。
時間が足りないほど盛り上がっていました。
皆さま、素敵な感想をありがとうございます。
今回も、さまざまな視点で日常を切り取り考えていただきました。
少しだけ、普段の生活が違って見えるかもしれません。
100人いれば100通りの日常がある。
という気づきのきっかけになりましたら幸いです。
皆様、ご参加いただきありがとうございました。
▲最後にお顔出しOKの参加者の皆様で記念撮影。ありがとうございました。
今後のつながるUMもどうぞおたのしみに!
次回予告
「日常とUD ~くらし・すまい・くふう~」の次回開催は、
4/28(水)18時〜20時 を予定しております。(プログラムは今回と同じです)
ぜひご参加お待ちしています!
つながるUM #15 |
書いた人/近藤茜