2025年4月24日、関西テレビ放送株式会社にて、新入社員研修の一環として、ユニバーサルマナー検定3級を実施いただきました。
当日は、視覚障害のある当事者講師が登壇し、講義とともにワークショップ形式の演習を実施。参加された新入社員の皆様は非常に積極的にワークに取り組まれ、終始熱心な姿勢で学びを深めてくださいました。また、業務上で当事者と接する機会の多い社員の方々にもご受講いただき、幅広い視点での理解が進む機会となりました。
受講後のアンケートでは、以下のような多くの前向きな声が寄せられました:
- 障害のある方への声のかけ方について、『できる・できない』『大丈夫?』と聞かないという視点が盲点だった。今後は選択肢を提示する方法を意識していきたい
- 当事者講師の声を聞けたことが非常に貴重だった。当たり前と思っていたことを見直す機会になった
- ユニバーサルマナーは、障害のある方への対応だけでなく、すべての人との関わり方に通じると実感した
本研修を通じて、自分とは異なる視点で社会を見つめ直す力について考える、貴重な機会となったとのことでした。多様な人々と関わる機会の多いメディア業界において、今回の学びが、皆さまの現場で少しでもお役に立つ日がくることを期待しています。
受講いただいた皆さん、ありがとうございました。