昨年12月、アース・キッズ株式会社の全社員ミーティングにて、弊社代表・垣内による「障害を価値に変える(バリアバリュー)」をテーマとした講演を実施しました。
この講演をきっかけに、アース・キッズ株式会社では、今年4月に「ユニバーサルマナー検定3級」を導入してくださいました。聴覚に障害のある薄葉ゆきえが登壇し、全スタジオおよび本社のスタッフのうち34%の方々に受講いただきました。
受講後のアンケートでは、以下のような声が寄せられました。
- 「無関心と過剰」な場面はそれぞれ自分の中にあったなと感じています。改めて環境要因であることに目を向け、こうだろうで動くのではなく相手の気持ちに耳を傾け行動をしようと思いました。
- 障害があるかどうかに関わらず、すべての方とのコミュニケーションにおいて「選択肢を提示する」「ヒアリングする」など、大切なことを学ばせていただきました。
- 障害は、人ではなく環境にあることを踏まえて、日頃からどんな人がどんな事に困っているか、困りそうかを想像しながら、さりげない配慮でサポートしていけるようにしたい。
アース・キッズ株式会社では、ユニバーサルマナーの学びを資格取得にとどめず、日々の支援現場での実践につなげることを重視されています。目に見えるバリアだけでなく、“心のバリア”にも目を向け、すべての子どもたちが将来、社会の中で自分らしく生きられるよう、支援の質のさらなる向上に取り組まれています。
今後も、ユニバーサルマナーの考え方が現場での支援の力となり、子どもたちの未来を支える支援の一助となることを期待しております。ご受講いただいた皆さん、ありがとうございました。
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