株式会社ニッスイの皆さんにユニバーサルマナー検定3級をご受講いただきました。
ユニバーサルマナー検定3級では、高齢者や障害のある方、ベビーカー利用者、外国人など、さまざまな背景を持つ人々と接するうえで必要となる「心の持ち方」や「基本的な対応方法」についてお伝えします。身近な日常の中で起こり得るシーンをもとに、どのようなサポートができるかを考える内容となっており、はじめて学ぶ方でも実践につながる講座です。
今回ご受講いただいたニッスイの皆さんも、講義を通してさまざまな視点から多様性について考え、日々の業務の中でどのように活かせるかを真剣に受け止めてくださいました。
参加者の皆さんからは、
- 障害の有無は見た目だけでは分からないこともあるため、普段から相手への思いやりを意識して接していきたい
- 「お手伝いできることはありますか?」という一言の大切さを学んだので、これからは迷わず声をかけていきたい
- 障害は人にあるのではなく、環境にあるという考え方が印象的だった
- ユニバーサルマナーを所属部署でも共有し、日々の業務の中でも思いやりあるコミュニケーションを心がけたい
といった気づきや前向きなお声をいただきました。
以下のように、課題や今後の取り組みに対する前向きな意見も多数いただきました。
- ユニバーサルデザインと自社の商品・サービスの関連を考える機会が欲しい
- 知識不足を補うために、具体的なサポート方法や対応スキルをさらに学びたい
- “~すべき”という意識ではなく、相手の自由な選択を尊重できるような配慮を心がけたい
- 社内にインクルーシブな風土を広げるための工夫や、情報保障の取り組みも考えていきたい
本検定で得られた学びが、今後の業務改善や組織文化の醸成、そして一人ひとりの行動の変化へとつながっていくことを期待しています。