2024年11月7日、株式会社メトロコマースの皆さんに、ミライロ代表・垣内の講演をお聞きいただきました。講演では、社会が障害と向き合ってきた歴史や、垣内自身の生い立ち、さらに東京メトロの駅におけるバリアフリーの現状と課題についてお伝えしました。多くの参加者の方が真剣な表情で耳を傾けてくださり、大変熱心に聴講いただきました。

 

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講演後のアンケートでは、参加者の皆さんから多くのご意見や感想を頂きました。

  •  車いすユーザーや視覚障害者の視点から見ると、普段は気に留めない場所や設備にもさまざまな障壁があることが新たな発見となりました。駅のホームや飲料自販機、掲示物の配置など、障害者にとっては利用しづらいものがあると再認識しました。
  • ハードは変えられなくてもハートは変えられる。すべてのお客様に永く、メトロをご愛顧いただけるよう思いやりをもった行動を常に心掛けて業務に励みます。
  • 自身の業務において、社内やお客様に情報発信等を行うにあたり、多様な視点に立って見やすさや分かりやすさを意識し、情報のバリアをできる限り生じさせることがないようにしていきたい。
  • 日々の業務で障害をお持ちのお客様と接することも多いのですが、今回障害当事者の視点を学ぶことができたので、さらにお客様の視点に立って接することができるよう心掛けたい。
  • 障害者だけではなく、高齢者や妊婦など、不便を感じるさまざまな人々の視点に立って考えることが必要であることに気づくことができた。
  • 講演会を通じて、新たな視点や知識が得られ、大変有意義でした。講師の方の具体的な事例が理解を深め、実生活での活用を考えさせられました。

 

(写真)講演後に受講者がミライロ代表の垣内に質問をしている様子


この講演を通じて、多くの方が障害者の視点に立つことの重要性が実感され、日常業務や生活に活かしたいと感じてくださったようです。株式会社メトロコマースの皆さんが、今回の学びを日々の業務や生活の中で役立ててくださることを願っております。ご参加いただいた皆さん、誠にありがとうございました!