2024年4月9日から4月26日の期間で、リッチモンドホテルズなどを運営するアールエヌティーホテルズ株式会社の皆さんにユニバーサルマナー検定3級を受講いただきました。

写真 オンラインで講師が講義をしている様子

 

オンラインでの開催でしたが、皆さん積極的に意見を出していただいていました。また、受講者の皆さんは真剣な表情で、カメラをオンにして頷くなど、リアクションもしてくださいました。後半の演習問題を考える時間では、多くのご意見をチャットに記載いただき、意見交換ができました。

講師が最後に、「明日から皆さんはどのような行動を取られますか?」と問いかけた際には、多くの受講者が「困っている人を見かけたら、何かお手伝いできることはありますか?とお声がけしたい」とおっしゃっていました。

受講後のアンケートでは、様々なご意見、感想をいただきました。

  • 接客時はすすんでお声がけをし、お客さまへ選択肢をご案内した上で最善のおもてなしができるよう心掛けたいです。
  • オストメイトの方に関しても初めて知ることができたので、観光案内をする際に、一緒に対応している多目的トイレの位置も案内できるようにしたいです。
  • ホテルのお客様だけでなく、プライベートの時にも声掛けを行っていこうと思いました。
  • ご高齢のお客さまも増え、接する機会が増えているので、食事のサポートやお部屋で安心して食べれる朝食など提案できると考えました。
  • 普段の対応から周りをよく見て広く対応していきたいと思います。

 

また、今後の課題と取り組みたいこととして、以下のお声をいただきました。

  • 困っている人への声掛けをためらってしまうことがあるので、少しずつでも勇気をだしてお手伝いを提案できるようになりたいと思います。
  • 従業員によってさまざまなお客さまに対する応対や考え方にばらつきがあるので、共通認識を持って取り組めるように、社員から学生クルーまで知識が行き渡るようにしていきたいです。
  • 声をかけたり、寄り添うことはできたとしても、法律やサポート方法(車いす利用者が階段を降りるときは後ろ向きなど)をしっかり知ることでもっともっと適切にサポートできると思っています。
  • 外国籍の社員やクルーの雇用が増えている為、今後そういった社員でもわかりやすいユニバーサルマナー研修があると助かると感じました。
  • 自分1人だけでなく周りの従業員にも多様性を理解できるように検定内容を伝えていこうと思います。

 

今後に向けた意気込みも多く、ユニバーサルマナー検定で学んだことを自分事として日々の生活や業務に活かしていただきたいと感じました。また、当社としてもより幅広い人たちに受講していただけるような取り組みが必要だと感じました。
受講いただいた皆さん、ありがとうございました!