2021年9月15日(水)に、オンラインにて、第24回「つながるUM(ユーエム)」を開催しました。
本イベントは「障害がある人もない人もユニバーサルマナーを通じてつながるイベント『つながるUM』」ということで、障害のある方と参加者をつなぎ、新しい視点をお伝えすることを目的に始まりました。
第24回目のテーマ
今回は新企画、
日常とUD ~聴覚障害者と家族とくらし~
というテーマで、
前半はお二人のスピーカーにインタビューを行い、後半は参加者の皆さん同士で対話ワークに取り組んでいただきました。
今回初めての「家族」をテーマにした回となり、20名以上のお申し込みをいただきました!
聴覚障害者と家族
今回のパネリストはお二人。
難聴から中途失聴となった薄葉さんと、奥様が片耳失聴の滝田さん。
聴覚障害があることでどんな困りごとがあるのか、家族の中でどんな工夫をしているのか、
またそれぞれのパートナーさんからもコメントをいただき、ご本人とパートナーさんと両方の視点からお話を聞くことができました。
それぞれのご家庭のエピソードに皆さんほっこり!
にやけてしまったり大爆笑しながらお話は進みました。
参加者の皆さまの感想
後半は3~4名のグループに分かれ、感想共有の対話を通して、自分とは違う視点に触れていただきました。
感想の一部をご紹介いたします。
<参加者の感想>
・どちらのご家庭もごく普通のご家庭と同じで、何も変わらないことを知ることができた。
・聴覚障害になるタイミングがいろいろあることを初めて知りました。
・人工内耳や夫婦間のエピソードが印象に残りました
・ケンカが建設的対話になるエピソードが自分自身の日ごろのコミュニケーションを振り返る気づきに繋がりました。
・お二人の「ちょっとした工夫で楽しく暮らしている」のコメントを聞いて、聴覚障害者に対して無意識に被せていた、不便にしていてかわいそう、といったフィルターに気づきました。
・視聴後に妻と色々と話し合うことができました。
・ものすごく大変なんだろう、、、とか、何がなんでもお手伝いしなければ!という、過剰な思い込みは捨て、困った時にはお互いに助け合う気持ちでいたいと思いました。
それぞれのご家族のお話を聞きながら新たな気づきを得てくださったり、
ご自身のご家族のことを思い浮かべながら対話をしてくださったことが伝わりました。
質疑応答も大変盛り上がり、大盛況のうち幕を閉じました。
皆さまご参加いただきありがとうございました!
▲最後にお顔出しOKの参加者の皆さまで記念撮影。ありがとうございました。
今後のつながるUMもどうぞお楽しみに!
次回予告
「日常とUD ~聴覚障害者と家族とくらし~」の次回開催は、
11月11日(木)です(プログラムは今回と同じです)。
ご参加お待ちしています!
つながるUM #28
「日常とUD ~聴覚障害者と家族とくらし~」
■日時:11月11日(木)19:00~21:00
■登壇者
スピーカー 薄葉ゆきえ(聴覚障害者)
滝田裕一(聴覚障害者の家族)
ナビゲーター 近藤茜(株式会社ミライロ)
■参加料:1,650円
■定員:30名
■申込締切:11/7(日)
お申込みはこちら
書いた人/近藤茜