2021年9月24日(金)に、オンラインにて、第25回「つながるUM(ユーエム)」を開催しました。
本イベントは「障害がある人もない人もユニバーサルマナーを通じてつながるイベント『つながるUM』」ということで、障害のある方と参加者をつなぎ、新しい視点をお伝えすることを目的に始まりました。
第25回目のテーマ
今回は新企画、
ぼくの色の見え方の話 ~色覚特性って何?~
というテーマで、
前半はお二人のスピーカーにインタビューを行い、後半は参加者の皆さん同士で対話ワークに取り組んでいただきました。
色覚特性って何?
今回は色覚特性のある木田さんにお話を伺いました。
色覚特性、という言葉自体、聞きなれない方もいらっしゃるかもしれません。
日本人男性の20人に1人、女性の500人に1人いると言われる、色の見え方に特性のある方のことを言います。
参加者の皆さんは、決して少なくない数に驚かれていました。
まずは「色覚特性」の歴史的な背景や検査の方法、見え方の例など、基本的な情報をご説明いただきました。
次は木田さんご本人についてインタビュー形式で伺いました。
どうやって気づいたの?
周りの反応は?
困ったことはなんですか?
工夫していることはありますか?
などなど、木田さんのエピソードを通して色覚特性について知ることができました。
まさに「障害は人ではなく環境にある」と感じるお話でした。
参加者のみなさまの感想
後半は3~4名のグループに分かれ、感想共有の対話を通して、自分とは違う視点に触れていただきました。
感想の一部を紹介します。
<参加者の感想>
・色覚特性の方がこれほど多くいらっしゃるとは知りませんでした。
・目に見えないことは相手と向き合い対話をして知ることが大切ですね。
・色覚特性のある方は多いにもかかわらず、社会はまだまだ整備されていないなと気がつきました。
・知識を得ると、街中の色合いがとても気になり始めます。今回の講義もそうですが、とにかく知ることがとても大事だと改めて思いました。
・本日学んだことで思考の選択肢ができました。ありがとうございました。
ご自身の身の回りのことを想像しながらお話を聞いてくださっていたようでした。
生活の中にある色の見え方が違って感じられるかもしれません。
ご参加いただきありがとうございました!
▲最後にお顔出しOKの参加者の皆さまで記念撮影。ありがとうございました!
今後のつながるUMもどうぞおたのしみに!
次回予告
「ぼくの色の見え方の話~色覚特性ってなに?~」の次回開催は、
11月26日(金)19:00~21:00です(プログラムは今回と同じ)。
ご参加お待ちしています!
つながるUM#29
「ぼくの色の見え方の話~色覚特性ってなに?~」
■日時:11月26日(金)19:00~21:00
■登壇者
スピーカー 木田樹(色覚特性)
ナビゲーター 近藤茜(株式会社ミライロ)
■参加料:1,650円
■定員:30名
■申込締切:11月21日(日)
お申込みはこちら
書いた人/近藤茜