2024年5月7日、阪急電鉄株式会社の京都線座席指定サービスPRiVACE (プライベース) の業務に携わる従業員の皆さんにユニバーサルマナー検定3級と2級を受講いただきました。

PRiVACE (プライベース)公式サイト

写真 高齢者体験を行なっている社員さんの様子

 

約30名の方にユニバーサルマナー検定3級と2級を1日かけて取り組んでいただきました。普段からお客さまサービスに携わっている方が多く、ほとんどの方が対応を上手にされていました。ユニバーサルマナー検定3級では受講者の皆さんに演習問題を解いていただく時間があるのですが、どの質問も素早く手を挙げて回答をしてくださいました。

午後に行なったユニバーサルマナー検定2級でも皆さん積極的に取り組んで下さり、終始良い雰囲気で進めることができました。


写真 ユニバーサルマナー検定2級の車いす実技を受講している様子

受講後のアンケートでは、たくさんご意見、感想をいただきました。

  • お手伝いが必要なお客さまはもちろん、市中においてもお見かけした際は、学んだことを実践していきたい。
  • 今後の勤務で障害者の方などに出会った時は、周りの状況を見ながら相手が不快に思わないような声掛けやサポートをしていきたい。
  • これから車いすのケアをする機会が増えると思うので、車いすの使用方法を再度確認しながら安心安全に電車をご利用していただけるよう努めていきたいと思います。
  • これまで以上に障害のある方やお年寄りのお客さまの意思を尊重し、心地良いお手伝いができるようコミュニケーションに取り組みます。

 

また、今後の課題と取り組みたいこととして、以下のお声をいただきました。

  • テキストや、検定などを踏まえて、より障害のある方に寄り添えるような言葉遣いや、行動を些細なことでも気を付けていきたいです。
  • 視覚障害者の方がホームから軌道内への転落が後を絶たないので、ホームドアの設置を早急に行うべきだと感じました。
  • 業務中、業務外関わらず、常にアンテナを張り自分ができることを進んで取り組んで行きたいと考えております。
  • これからは 「私にできることを出来る範囲で」 行動していきたいと思いましたし、 見守ることもサポートのひとつだということも学びましたのでそこも踏まえてお声がけしていきたいと思いました。

 

今後に向けた意気込みも多く、ユニバーサルマナー検定で学んだことを自分事として日々の生活や業務に活かしてほしいと感じました。受講いただいた皆さん、ありがとうございました!