弊社の代表取締役社長・垣内俊哉の著書「10歳から知りたいバリアバリュー思考 自分の強みの見つけかた」が株式会社KADOKAWAより3月2日に発売されました。
弊社の企業理念であり、障害を価値へ変えることを意味する「バリアバリュー」について、子どもたちにもわかりやすく伝えたいという思いから執筆にいたりました。
多様性の時代において、「人と違う」「同じことができない」ことは決してマイナスではありません。弱点(バリア)と思われがちな個性を「自分だけの価値(バリュー)」にするために必要な考え方が、漫画とイラストで学べる1冊です。
未来の子どもたちが幸せに働き、生きるために、「今」すべきことを自身で考えられるきっかけになれば幸いです。
本書の特徴
本の内容
○第1章 自分と向き合う
1-1 自分のこと、どのくらい知っている?
1-2 自分を好きになるには?
1-3 人には、いろいろな違いがある
コラム1 バリアをバリューに変えるモノの見方、思考
○第2章 他者と向きあう
2-1 学校は多様な人間関係を体験できる
2-2 「自己開示」で自分の意思を伝えよう
2-3 助け、助けられる「相互扶助」を大切に
2-4 相手へ伝える前に心の中で準備したいこと
コラム2 知恵や知識は自分がよりよく生きるための土台
○第3章 社会と向きあう
3-1 人はなぜ働くの?
3-2 自分にはどれくらいのお金がかかっている?
3-3 やりたい仕事はすぐに決めなくても大丈夫
3-4 「逆算」すれば、「今やること」がわかる
3-5 「働き方」にはいろいろなスタイルがある
コラム3 夢に向かうときに経済的に困ったら(支援や補助について)
○第4章 未来と向きあう
4-1 「自立する」とは?
4-2 社会課題を理解する意味
4-3 思いついたら小さな一歩を踏み出そう
4-4 仕事は「社会性」と「経済性」の両方が必要
4-5 持続的に働くため、まず自分を大切に
4-6 ネットによるバリアフリーを活用する
4-7 未来を語るときのキーワード
コラム4 ユニバーサルマナー
○第5章 君の個性が価値になる
5-1 人生の長さは変えられなくても幅は変えられる
5-2 人と違うことに価値を見出そう
5-3 「やりがい」を感じることを仕事にしよう
5-4 「幸せ」に働き、「幸せ」に生きる
単行本 144ページ/定価: 1,650円(税込)
著者・垣内のコメント
大変ありがたいことに、前著「バリアバリュー 障害を価値に変える」を読んでくださった方から、たくさんのお手紙やメールをいただき、多くの学校で課題図書に選んでもらっていることを知りました。前著で伝えたことを、未来を担う子どもたちにわかりやすく伝えるため、この本を執筆しました。
バリアバリューが意味するところは、障害の有無に関わることだけではありません。例えば、「話すのが苦手」な人は「言葉を丁寧に紡ぐ誠実な人」かもしれません。「落ち着きに欠ける人」は「広い視野を持つ人」かもしれません。皆さんがネガティブに捉えていることも、見方を変え時間が経てば、ポジティブに捉えられるでしょう。そんな日を迎えるまで、本書が皆さんの心の杖となることを願っています。
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※オーディオブックについては現在準備中です。準備が整い次第、ユニバーサルマナー検定公式SNSにてお知らせいたします。