株式会社髙島屋堺店の総務部で働く池田さんにユニバーサルマナー検定の受講後インタビューをしました!
会社で従業員に向けてユニバーサルマナー検定3級の講座が開催され、受講したことがきっかけです。
私は普段の業務で従業員とお客さまのサポートをしている中で、今まで店頭でお客様が体調不良で救急要請され、車いすのサポートが必要になっても対応に自信がありませんでした。その経験から、車いすの使い方や障害がある方へのサポート方法、コミュニケーションに興味を感じ、ユニバーサルマナー検定の受講を決めました。ユニバーサルマナー検定3級では、困っている方を見かけたときのお声のかけ方や見守ることもサポートのひとつだと教えていただきました。そういった検定内容が自身の経験や価値観と共通する部分が多くありました。それがきっかけで今回は、実践的なことが学べるユニバーサルマナー検定2級を受講しました。
車いすユーザーの体験や視覚障害者の体験を通じて、世界がどれほど変わるかを実感しました。
「車いすを持ち上げるのにこんなに力がいるんだ」「見えないときの具体的な言葉や説明がこれだけ大事なんだ」など、自分とは違う誰かの視点に立つことで、気付きがあり、本当に良い体験でした。
会社に戻って、車いすのメンテナンスを行い、必要な時に使用できるようにしたいと思いました。
~2週間後、お話をお伺いすると早速実践していただいていました!~
早速、堺店で所有している車いすのうち2台をメンテナンスしました。タイヤの空気も入れていただき、すぐに使える状態にしました。以前は車いすの折りたたみ方や使い方を知りませんでしたが、検定を受講したことでこれからのお客さま対応への自信にも繋がりました。検定を通じて、多くのことを自分事として受け止め、多様な社会に対応できるように、もっと学びたいという強い気持ちを持つようになりました。
「できる範囲でできるだけ継続的に」という言葉が心に響きました。
ユニバーサルマナー検定を受けたからこそ分かることもあり、少しからでも良いので、自分の生活、業務の中に活かしていきたいと思います!また、ユニバーサルマナー検定の講義内容であるグループワークを通じてその場で出会った他者との交流があり、ユニバーサルマナーのマインドを学べる貴重な経験にもなりました。困っている方を見かけたら、見守りながら適切なお声がけができればと思います。
接客をされている方や、若い世代の方にも、ぜひ受講をおすすめしたいです。
株式会社髙島屋は、バリアフリー化・ユニバーサル化を推進されており、さまざまなお客さまが快適な時間と空間を提供するため、多岐にわたるサービスの充実に取り組まれています。
これからも、さらに多くの方々が買い物を楽しめるよう、ユニバーサルマナーを広めて頂けたらと思います。
※株式会社髙島屋 公式サイト「施設・サービスのユニバーサル化」
ご受講いただき、誠にありがとうございました。