2020年12月より、昭和46年に日本で初めて「福祉のまちづくり」に取組んだ地・仙台にて、ユニバーサルマナー検定3級※を定期開催いたします。
※ユニバーサルマナー検定3級とは
高齢者や障害者など自分とは違う人の視点に立ち、適切な理解のもと考え行動することを学ぶ検定です。
3級は難病や障害のある当事者を講師とし、リアルな声をお届けすることが特徴です。
◇詳しくはこちらを参照ください
今回仙台での定期開催実現における大きなきっかけは、地元に密着した講師の誕生です。仙台の検定では、NPO法人仙台バリアフリーツアーセンター理事長であり、自身も車いすユーザーである伊藤清市氏が、ユニバーサルマナー検定を通じて皆さまへ声と想いを届けます。地域に根付いた講師が地元への想いも一緒に届けることで、より障害者や高齢者など多様な方への理解が深まり、地域社会貢献や新たなビジネスへの足掛かりになることを期待しています。
定期開催に先立ち、地域密着型検定を目指すため11月に事前説明会を実施しました。地元行政機関、企業、当事者団体の方々など、総勢33名の方に、ユニバーサルマナーを学んでいただきました。講義部分では真剣に、グループワークでは和気あいあいとした雰囲気の中、楽しみながら取り組んでくださいました。当日は質問も多く寄せられ、仙台においても「ユニバーサルマナー」への関心が高まっていくことを感じられるものとなりました。
参加者の皆さまからは
・予想していた内容よりも良い意味で裏切られた。検定も参加したい。
・とても分かりやすく団体の研修等で利用を検討したい。
・ユニバーサルデザインは理解していたが、説明会に出てユニバーサルマナーの意味と大切さがわかった。
・仙台のユニバーサルデザインを見つめ直すきっかけになった。ユニバーサルマナーの視点で街を見てみたいと思う。
等の嬉しいお声をいただきました。
お近くにお住まいの方はぜひご受講くださいませ♪
また、これからの仙台での「ユニバーサルマナー」の拡がりにどうぞご期待ください!
地域密着型検定は山形・札幌に続く3か所目となります。
地域密着型検定の運営にご興味のある講師、団体の方は日本ユニバーサルマナー協会までお問い合わせください。